タイトルの通り、欲しいものと必要なものは異なる。
例えば、スマホは必要であるが、iPhone14 ProMaxが必要かと言われると自分は必要ではない。でも欲しいとは思う。何故なら十分すぎるスペックだからだ。要はこの違いである。
10万円あげます。と言われたら受け取りますか?
コロナ禍の最中、定額給付金として10万円の給付があったが、貰わなかった人は少ないだろう。特に条件もなく、10万円が支給されるならば、貰わないわけがない。
お金の動き自体は、冒頭の15万円程度のiPhoneを買うことと、5万円前後のミドルスペックを買うこと同じだと思っている。
iPhoneを買おうとお金を握りしめ、家電量販店にいったものの、ふと「そこまで使いこなせるか?」と我に返って考えた結果、5万円程度のスマホで良いとなり、それを買った。10万円入手したわけではないが、10万円を渡さずに済んだのである。その残った10万円は他の有意義なことに使えば良い。
どんな買い方をしているか。
自分は欲しいものがあった際は、まずどんなメーカー・ブランドがあり、スペック・口コミ・価格を調べてある程度目星をつけて買うようにしている。自分なりに徹底的に調べている。
ネットで幾つか目星をつけておいて、実店舗に行き現物をチェックしてその場で購入、もしくはネットの方が安ければネットで購入している。やっぱり現物を見ることは大事である。
気の向くままに、色々なお店に行って直感で「これ欲しい」と思ったものを買うことは楽しいことであるのはわかっているし、自分の買い物はそこまで楽しいものではないということも分かっている。
だが、この買い方に変えて暫くすると、気の向くままに行った店で「欲しい!」という欲が出てくることが嫌になってきた。とりあえずスマホを買い替えたいと思ってヨドバシカメラにでも行って大量の情報を得るということに疲労を感じるようになってきた。
2〜3点目星をつけておいて、あとは現物を見て「これにしよう」と思って買う方が圧倒的に楽なのである。
情報を多く持っている人が得をする。
林修さんがテレビで昔であるが発言していたことだ。
当時はこれだけネットが発達してるんだからみんな情報なんてあるだろうと思っていたが、振り返ってみるとそんなことはない。
情報を得る手段は皆ある程度平等だと思うが、待ってても何も情報は入ってこない。ずっと例に挙げているスマホだってYouTubeで「スマホ おすすめ」「スマホ ミドルレンジ」と入力すれば山のように出てくる。
こんなに沢山情報を得られる時代に実店舗だけ行って決めるのは勿体無いと思う。
おわりに
もう一度伝えておきたいのが、高い物がダメということではないこと。品質と価格はある程度までは比例すると思っている。
ミニマリストみたいな生活を心掛けるべきとは言わないし、「必要なもの」であるならば躊躇せず買って部屋を物で溢れさせても良いと思っている。
一旦立ち止まって冷静に考えて、情報収集して行動することが必要だと考える。買い物はそれを実践できる良い例である。
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